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Chocolateの楽園を目指して

-楽園を目指す過程での試行錯誤を記していきます-

恋する百人一首

この前、めざましテレビか何かで、IQの高い小学校の潜入取材をやっていて、
その中で子供たちが百人一首をやっているという内容が聞こえてきていました。


今、百人一首で思い浮かぶコンテンツというと「ちはやぶる」になるでしょうか?


ただ、私は、「ちはやぶる」に比べてマイナーな作品になるかもしれませんが、
「うた恋い。」をおススメします。

超訳百人一首 うた恋い。

超訳百人一首 うた恋い。

もとはコミックスですが、アニメ化もされています。


この「うた恋い。」は、
百人一首の和歌に隠された恋する気持ちや愛する気持ちをショートストーリーとともに
意訳よりももっと踏み込んで紹介しています。


ちやはぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
”燃えるようなもみじの色が 川を真っ赤に染めあげる それはとても 不思議な景色”

と秋の景色を綺麗に歌った和歌なのですが、
「うた恋い。」では在原業平と藤原高子の間の一夜の思い出。
在原業平が藤原高子に夜這いをかけたとき、藤原高子が着ていた着物が唐紅の着物で、
赤く染めあがっているのは高子の柔肌で・・・といった、
2人だけにわかる言葉で2人の恋の思い出をうたっている和歌かもね?みたいな感じです。


私が好きなのは、
陽成院と綏子内親王との恋愛ストーリーです。

筑波峯の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて ふちとなりぬる
”あるかないかの想いでさえも 積もり積もって 今はもう 君のことが とても 愛しい”

陽成院はじつは悪名高い天皇として伝わっているけれど、
伴侶に対してこんなにも純粋に愛しい気持ちを伝える和歌を歌える人が、
悪い人なのだろうか??
当時の政治の謀略の中の犠牲者なのではないだろうか??
などいろいろな想いがあるお話しです。


私は子供の頃、町内会で百人一首をやらされたことがあり、
あのころは全然つまらなく思っていたのですが、
あの頃に「うた恋い。」のような作品がでていれば、
もっと違う気持ちで百人一首の和歌に触れ合えたろうな~とも思ったりしましたね。